【集客ノウハウ】田舎のイベントに1000人集めた「宣伝7つ道具」とは?

こんにちは、清水です。

昨年の10月に「みわかれマルシェ」という地域イベントを立ち上げました。丹波市は人口6万人・高齢化率35%という状況もあり、一般的に当地域で集客するのは難しいと言われています。その状況下で第1回では市内から約500人、市外から約500人の合計約1000人来場者がありました。

実はイベントを開催するのが初めてだった私ですが、事前にしっかりと戦略を立ててそれを実行したことで、このような結果になったと考えています。

今回は「みわかれマルシェ」を開催する際に行った集客方法をみなさんにシェアさせていただきたいと思います。イベント開催者だけでなく、飲食店などのBtoCサービス業関係者などにも応用できると思うので、この部分はマネできる!と思えればぜひ取り入れてください。

この記事を通して、1人でも多くの方がイベントを開催したり、お店が繁盛したりすれば幸いです。

noteでも公開しています。

ー目次

1. みわかれマルシェとは?

2. 「順番」を大切にしてイベントを組み立てる

3. 「田舎宣伝7つ道具」を駆使する

1. みわかれマルシェとは

まずは「みわかれマルシェ」がどのようなイベントなのか全く知らない人向けに簡単に説明します。

みわかれマルシェは毎月第一日曜日に、山々に囲まれた自然豊かな場所で、地理的にも希少な本州一低い中央分水嶺”水分れ”で開催される市場です。丹波自慢のお店が約10店舗集まります。詳しくはホームページをご覧ください。

2. 「順番」を大切にしてイベントを組み立てる

それではここから本題に入ります。イベントを立ち上げる際にはさまざまなプロセスがありますが、重要なのはその順番です。私の場合、以下の順番で開催まで進行していきます。

コンセプト・目的設定→資料作成→仲間を集め→イベントの詳細決定→資料作成→地域に向けての説明→出店者などの協力者集め→宣伝→開催

まず、イベントを立ち上げるときに大切なのは、明確なコンセプトと目的の設定です。これは最も重要なプロセスのうちの1つです。

みわかれマルシェの場合はコンセプト以下のように設定しました。

•特別なイベントではなく、日常的な場所づくり
•売買するだけの場所ではなく、こだわりの物を通して人と人が触れ合う場所、時間を提供する
•来場者、出店者、地元、スタッフ全員が良い時間を

そして目的は以下のように設定しました。

•丹波市の魅力の発信、再発見
•地域コミュニティの活性化
•スタートアップ機会の提供

これらのコンセプトと目的の設定は必ず行ってください。イベント開催に向けて進めていく中でこれらが軸となり、今後あなたが判断するときに助けてくれます。このプロセスは1人またはできるだけ少人数で行うことをお勧めします。

コンセプトを明確にしたら、それを仲間に説明するために資料を作ってください。1人でできることは限られています。作成した資料を持って共感してくれそうな仲間に思いなどを伝えてください。

仲間が集まったらコンセプトや目的をベースにして、ブレインストーミングなどを通して、さまざまなアイデアを出し合ってください。そこで出たアイデアをまとめてイベントの詳細を決定し資料を作ってください。

次は田舎特有のプロセスです。作成した資料を持って、イベントを開催する場所の自治会や自治振興会などに説明しに行ってください。少し面倒かもしれませんが、地域イベントをする際には重要なプロセスです。

地域に説明して理解を得ることによって、未然にトラブルを防ぐことができたり、協力関係を得たりすることができます。

そして出店者などの協力者を集めます。その際にイベントの詳細を説明することはもちろんですが、しっかりとコンセプトや目的を共有することで、イベントのトーンを統一することができます。

そしていよいよ宣伝です。

3. 「田舎宣伝7つ道具」を駆使する

上記の文章を飛ばしてこちらの章に来られた方もいるかもしれません。イベント開催に関して最も多く聞かれることは、やはり宣伝方法です。今回使用したツールが7つだったので、勝手に「田舎宣伝7つ道具」と呼んでいます。

今回のイベントでのターゲット層は特に決めていませんでした。その理由として、丹波市内外・老若男女関係なくいろんな属性の方に来ていただき、交流して欲しかったからです。

ターゲット層を決めていないということは、逆に言えば全ての層に刺さる宣伝をそれぞれする必要があるということです。今回紹介する「宣伝7つ道具」にそれぞれのターゲット層を書きましたので、ある特定の層を狙いたい方は目的にあった宣伝方法を取り入れてみてください。

ー田舎宣伝7つ道具

1. 公式ウェブサイト(市内外・10代〜60代)

近年SNSの発展によって、ウェブサイト不要論なども言われていますが、私はウェブサイトは重要な役割を果たすと考えています。その理由は、情報を集約できることと、利用者を分析できること、流入先として広告を打てること(後に記述します)です。

ウェブサイトは文字数制限がなく、写真なども含めてさまざまな情報を常時掲載しておくことが可能です。逆にウェブサイトがない場合、何かしらでイベントを知った方が検索して何も出てこなかったら、行くか行かないかの判断をするかにも至らないのです。

また、自社ウェブサイトを持っている場合は「Google Analytics」を導入することで、サイトを訪れた人の人数や属性、所在地などもわかるので、今後どのように宣伝していけばいいのかなどの指標にすることができます。

2. ウェブ広告(市内外・30代〜60代)

ウェブ広告はさまざまありますが、新規イベントを開催する場合は「Google 広告」のディスプレイ広告がおすすめです。ウェブサイトを見ている時に、サイドに出てくる広告などがディスプレイ広告です。

その広告(画像や文字など)をクリックしてもらうことで、自社ウェブサイトに誘導することができます。そして自社ウェブサイトで魅力を伝え、集客へと繋げることができます。非常に費用対効果が高い広告で、イベント会場で行ったアンケートでもウェブ広告を見てイベントを知ったという方が複数人いました。

ターゲット層を30代〜60代としている理由は、若年層はスマホネイティブ世代と言われており、リテラシーが高いために広告をクリックしない傾向にあるからです。

3. インスタグラム/フェイスブック(市内外・10代〜50代)

SNSは無料で手軽に始めることができるツールですが、効果的に使用するには少しテクニックが必要です。書き出すとこれだけで一つの記事ができてしまうので、簡単に説明します。

インスタグラムの場合は新規アカウントを作成後、まずは魅力的なプロフィール写真/文章の設定が重要です。その後、魅力的な写真をタグをつけて定期的に投稿し、フォロワーを獲得してください。

フェイスブックの場合は新規ページを作成後、魅力的なプロフィール写真/文章の設定をしてください。その後、できる限り多くの方にページのいいねリクエストを送ってください。フェイスブックの場合は、いいね数がフォロワー数になります。そして、イベント日時が決まった場合は1〜2週間前にイベント機能を利用してページを立ち上げてください。早すぎても遅すぎても有効でないので、1〜2週間前をおすすめします。

4. 地域ウェブメディア(市内外・メディアの層による)

それぞれの地域にはウェブメディアがいくつかありますので、まずは探してみてください。その中で、影響力がありそうで情報を募集しているサイトがあれば、連絡をとって情報提供してください。

ほとんどの場合、情報提供すると無料で記事を作成してくれて、宣伝してくれます。メディア運営者は記事の閲覧数が広告収入に繋がるので、win-winの関係になるからです。

5. 新聞社(市内・40-60代)

地域によって普及している新聞は違うと思いますが、数社あると思います。ウェブメディアと同様に、新聞社または記者さんに情報提供してください。

もし先方に興味を持ってもらえれば、取材に来ていただき記事にしてくれます。これは都会ではあまりないことですが、田舎ではメディアと市民の距離が近いため、取り合ってもらえます。そして、地域新聞は想像以上に効果があります。

6. チラシ(市内・配る場所による)

宣伝といえばまずは思いつくチラシですが、戦略的に配布することで効果を最大化することができます。チラシの内容はイベントのイメージが伝わるもの、興味を惹く内容にしてQRコードなどでウェブサイトに誘導します。

配る場所ですが、新聞社ではカバーできていない20代〜30代をターゲットにしたかったので、その年代の方が多く住んでいると考えられる住宅街やアパートに狙いを定めて直接ポスティングします。また、それらの世代は子育て世代だと考えられるので、子育てセンターなどに置いてもらうなどの方法が考えられます。

7. 回覧板(市内・40〜60代)

「田舎宣伝7つ道具」最後は、都会では馴染みのない回覧板です。回覧板は月に1周のペースで回っています。ここで先ほどのプロセス内で記述した「地域に向けての説明」が活きてきます。

地域の理解を得られて協力関係がある場合は、回覧板でイベントの告知を一緒に回して欲しいというお願いも承諾してもらえたりするのです。

以上が、イベント開催までの流れと集客方法の共有でした。なにか1つでもみなさんのお役に立つ情報があったとすれば幸いです。